2019年3月22日金曜日

さすがに


これは有名なことやと思うが、
アメリカは返品天国である。

私が働いている店も、
基本どんな返品でも受ける。

ある日、年配の夫婦が返品にやってきた。





彼らが返品に持って来た香水は大きな瓶で
200ml入っている。

その半分以上がなくなっている。

普通の香水の一瓶分は使っていることになる。

一瓶三百ドルの香水なので
百五十ドル分使った計算になる。

「使ってみたけど、好きになれなかったの」

いや、しかしやなぁ
半分使うまで、嫌いな匂いやてわからんかったんか?
てか、100ml使うのて結構時間かかると思うけど

「うーん、購入したのは三年くらい前かな・・・」

三年かかって、やっと嫌いやって気づいたんか?

そら仏のじぇにたんでも
ビ*チ マジで?ともなるがな。

「レシートもないし、購入されたのも三年前なので
マネージャーと話してください」

私には
三年前購入、の、半分使用済み香水、の、
しかも三百ドル、を
全額返金できる権限はない。


滅多なことでは、返品にNOと言わないデパートだが、
今回はさすがに返品を受けなかった。

まあ、常識で考えたら当たり前やよね。

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