2021年3月4日木曜日

むしろ本気で怪しい女になりたい

最近、気が向いたら
化粧して出勤するの。

化粧品売り場で働いていた時は、

自分が勤務しているブランドの物しか、
基本使うことができなくて、
メイクにも制限があってんけど、

今売ってるのは、パンやん、

だから、アイメイクも
何塗ってもオッケーや言うたら、
まあオッケーなわけよ。

今まで眠らせていたコスメも
堂々と使うことができて嬉しい。

職場は飲食なので、
服装やアクセサリーなどには
うるさいけれど、

顔に関しては
すっぴんで眉なしでも、文句言われないし、
濃い化粧していっても、文句言われへん。


 
なので私が出勤する時は
全くのすっぴんか、
舞台化粧みたいなメイクの二択。


最初の頃は驚かれていたけれど、
今はみんな慣れたみたいで、
誰も何も言わなくなった。

が、一人だけ
こんな私に興味を持った人がいてた。

最近、転勤してきた店長で、
素朴なふんわりした雰囲気の
推定三十代前半の女性。

優しい人やと思うけど
ちょっと、性格が細かい、かな。


昨日、私が
目の周りを黒でぐるりと囲んで、
まぶたにキラッキラのラメと(日本でゲット)
眉毛に突き刺さりそうな長さの
付け睫をつけて、出勤したのを見て、

色々訊きたくなったみたい。





「じぇに、あなたは普段何をしてるの?」

にこやかに、世間話を装って、
話を始める店長。

「え、普段て?」

「ここでの仕事以外の時間よ」

「ああ、猫と遊んでます」

「他には?」

「ブログ書いたり・・・
文章書くのが好きやから」

「あら、ステキじゃない、
何を書いてるの?」

「アメリカで離婚して、
お金もなく、この先たいした希望もなく、
一人で暮らしている女の話」

「あら、ステキねー」

お前、人の話聞いてんか?

全然ステキな話やないやろが。

てか、なんか彼女から
「私が訊いてるのは、そんな話とちゃう」
オーラが出てる。

 
この話をウクライナ人の友達に話すと、

「あんた、パン屋に
美容部員やってた時みたいなメイクで出勤してるん?」

と訊かれた。

「うん」

「そら、変な副業してるって疑われてんで」

「なんでよ?」

友達はゲラゲラと笑いながら、

「そのメイクやろ、夜に怪しい仕事してるって思われたんやろw」

なるほど!

持った湯飲みをばったと落とし、
小膝叩いてニッコリ笑い。

そんなスキルあったら、
(どんなスキルやねん)
パンなんか売ってへんがな。

確かに、化粧品売り場でやってたメイクって、
化粧品売り場以外の所に行くと、
何がしたいねん?
て感じのメイクやったりするかもな・・・


店長的には
私は謎の人物やったんかもねw

アジアからの移民と一緒に働いたことないやろうし、
私の年齢も知らんはずやし、

そいつがすっぴんで出勤したかと思ったら、

翌日はラメ光らせながら、
目の周り真っ黒にして、
十代の子たちと一緒に働いてんやから、

そらけったいな光景やわなw



夜は猫と遊んだり、
あつ森で遊んだりしてます。

むしろ、なんか怪しいことしてみたいわ。


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応援ありがとうございます。

  

2 件のコメント:

  1. すっぴんと舞台化粧の中間はお嫌いなんですか? 
    アメリカの男性ってナチュラルメイクが好きなのが多いと思いますけど。

    以前から疑問だったのですが、日本の美容部員の場合、化粧品メーカーにやとわれてデパートに派遣されますね。大手会社なら研修もきちんと受けてるので知識も豊富ですが、アメリカはどうなんですか? 

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    返信
    1. アメリカも美容部員の教育もかなりお金かけてガッツリやってます。ラグジュアリーブランドは研修も豪華でしたわ。でも、もうこれからは全部リモートになるんやろね。

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