2019年4月22日月曜日

大人の事情5





化粧品売り場にはカーストがある。

公ではなく、暗黙の了解での、
でもはっきりとしたランクづけ。


本人の意思や能力だけで、
勤務する化粧品会社が決まるわけではなく、
運次第のところもあるので、
ものすごく不公平だと思うのだが、
しょうがない。

世の中は不公平なもんなんやろう。



店によって、その地位は全然変わってくるのだが、
アメリカの大衆向けブランドがカーストのトップという店も多いし、
フランスの有名ブランドがトップの店もある。

いずれも有名だったり、人気ブランドであることは間違いない。

私が働いていた
某ラグジュアリーブランドは
この店のカースト、トップクラスにあるカウンターだった。


そして、今回私が異動になる
トレンドビューティー(仮名)は
カースト最下位と言っても良い売り場だった。


カーストトップクラスの
ラグジュアリーブランドから、
化粧品売り場のドラッグストア的ポジション。






今回の私の異動は
どう見ても左遷やった。



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