化粧品の販売が仕事だが、
美容部員だから客にメイクもしなければならない。
最近は客の要望が高度になってきて、
それに答えられない美容部員が多いのも事実。
そこで私の登場ですよ。
「じぇに、手空いてる?ちょっと付けまつげ付けてくれない?」
とか
「じぇに、ちょっと手空いたら、
ここに来てアイライン引いてくれる?」
とか、しょっちゅう頼まれていた。
なぜ頼まれるか?
だって、彼女たちは付けまつげを付けられないし、
ドラマチックなアイラインも引けないから。
私は何年もの間、快く引き受けていたのだが、
だんだんと疑問が湧いて来た。
私が客にアイライン引こうが、キャッツアイにしようが、
私の売り上げには全くつながらない。
私は全く評価されない。
手柄は同僚が全部持って行ってしまう。
チームワーク?
いや、でもそれやっぱりおかしいやろ?
出来ないなら、メイクオーバー引き受けるべきやないし、
(そのメイクが出来る美容部員に仕事を回せば良い)
客も自分がしたいメイクがわかっているなら、
それを出来る美容部員のところに来るべきだ。
というわけで、お手伝いは一切辞めた。
この手の頼みごとにははっきり
NO
と答えている。
自分が納得できないこと、正しいと思わないことは
一切やらないと決めてから、
ストレスが減ったし、同僚にも腹が立つこともほとんどなくなった。
(余程理不尽なことをされない限り)
やりたくない事やって、良い人になるより、
やりたくない事にNOて言うて
ビッチて呼ばれる方がずっと良い。

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