2021年1月8日金曜日

アメリカへ、愛を込めて

確かにね、嘘つきと恥知らずが多いアメリカ人。

アメリカの食べ物になんか入ってんやろか?
ってマジで思うくらいに、
嘘も言い続けたら、ほんまになるタイプの人が
一般でもいてるねん。

一見、面白い人やったり、華やかな人やったりするから、
魅かれるし、周りに人も集まるけど、
化けの皮が剥がれて、
人々も去っていくっていうパターン。


そしてなんやかや言うても
人種差別がめっちゃくちゃ根強いアメリカ。

接客業なんかしてるとさ、
私の接客態度がどうとかやなくて、
私の肌の色、英語のアクセントに
最初から敵意持ってる人もいてる。

鈍感になる方が楽やから、
スルーする力身につけたけどね。


でもでも、
なんやかや言うても
私にとって第二の故郷アメリカ、

そして
アメリカのパスポートを持ってる身で言わせてもらうと、

ええ人がほとんどやねん。

狂った奴はとっことん狂ってるし、
嫌な奴はとっことん嫌な奴やけど、

実は、実は、


善良な人が多いねん、アメリカは。


え?こんだけボロクソ言うた後では説得力ない?w


私の経験だけという、
せまーーい範囲の話で言うと、

その昔、妊婦やった私は
マンハッタンにしょっちゅう行っててんけど、
ビルから出ようとすると、
大急ぎで小走りに来て、
私のためにドアを開けてくれる白人の若者、
(毎回誰かが小走りに来て、ドアを開けてくれた)

自動ドアほとんどないのよ、アメリカw


満員の地下鉄に乗っていると、
席を譲ってくれたピアスだらけの黒人の若者。

間違ったバスに乗って、
夜間知らない街にたどり着いた時
「ああ、じゃあ、ここのバス停で降りて、次のバス待ちます」
て言うたら、
(日本から来て間もなく、危険察知能力が低かった私)

「あんた何言うてるねん!こんなとこに
あんた一人で置いて行けるわけないやろ」
って、最寄りの地下鉄の駅まで乗せて行ってくれた
黒人のバスの運転手。

 
赤ん坊を連れていたのに、
タクシーが来なくて困っていた私を
バンに乗せてくれて、
最寄り駅まで乗せて行ってくれた、
老若男女ヒスパニック系の人たち
(彼らのシャトルやったみたい)

デパートで採用されたものの、
右も左もまーーーーったくわからない私を
マンツーマンで、ゼロから指導してくれた
白人のデパートの人事の人。

デパートのフロアに出たものの、
やっぱり右も左もわからなくて、
失敗ばっかりする私に、
イラついたり、怒ることもなく、
親切にサポートしてくれた
白人のおばちゃんたち。

他にもいーーーーっぱい、
どんだけ感謝してもしたりない人たち。

彼らのおかげで、私は今日も機嫌よう
アメリカで生きてます。




普段は人種は書かないけれど、
あえて書いたのは、
肌の色が何色でも、どこから移民して来た人でも
アメリカ人やし、
良い人は良い人、
ということを、強調したかったから。


 
 

昨今のニュースで、
ほーんまに言葉に出来んくらい
憤りを感じてるのやけど、
とにかく、もうほんまに
怒るのが嫌やねん。

それが嫌で、離婚して
苦労しながら生きてんやから。
(自分で苦労て言うのもおこがましいが)

それでも、怒鳴り合いや怒りのない生活は
ほんまに素晴らしい。

無一文になっても十分な値打ちがあると思ってる。

そやから、今回もずるいけど、
怒るのは他の人たちにまかせて、

善良な人がたくさんいるから、
ずっとこのままやない、

良い方に向かう、

でっかいニキビも、膿みさえ出てしまえば、
きれいな肌に戻るし。

まあ、痕は残るかもやけど。

そう信じて、とりあえず、
今日もパン売ってきます。

生活ありますんで。

 

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応援ありがとうございます。

  

2 件のコメント:

  1. 初めまして。以前のブログからちょくちょく覗かせてもらっています。

    今回の記事のじぇにさんの仰っている事、凄く分かります。私もアメリカに住んで10年ですが、幸い個人的には「これは人種差別じゃない?」と感じた事は一度もありません。私自身の交友関係が狭いという事もあるかもしれませんが、今まで出会った方達は本当に皆優しかったです。7年間コーヒーショップで働いていたんですが、もちろん中には「なんだこの人?」って思う人はいましたが、別にその人が人種差別主義者とかではなく、ただ単に無責任だったり自己中心的だったりと、その人自身のパーソナリティだったりして、そんな人は少数でしたし、その事自体は日本と変わらないなぁと。

    ただ、同じ州に住む日本人の友人は人種差別的な扱いを受けたりしたことがあると言っていましたし、本当、アメリカ内でも住む場所や交わる人で状況は一変しますよね。日本でもそうだとは思いますが、アメリカだとその振れ幅がすごく広い気がします。その振れ幅の広さがあるが故に、より感動したり、より傷ついたりと、それがアメリカの魅力の一つかなぁと思ってます。

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    1. コメントありがとうー!ブログ読んでくださってて嬉しいです!これからもよろしくね!

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