2021年2月5日金曜日

また客と喧嘩してもた〜前編

メイクをして仕事に行くことで、
客から理不尽なことをされる確率が減る、
ということがわかったので、
(ソース、私)

できる限りメイクをして
パンを売りに行くようになった。

これは自己防衛でもあるんよね。

だって、客と喧嘩したくないし。


こないだね、
まだスッピンで仕事行ってた時の話。


推定年齢二十六歳、

身長165センチくらい、

黒いサングラスに黒いマスク、

黒のジャージの上下という
若い女が入ってきた。


店内でもサングラスを取らないのは、
〇〇ナ対策だと思うので、
気になる事もないが、
彼女の態度が酷かった。

 
「クロワッサンとぉ・・・」

「はい、クロワッサンですね。
プレーンですか?チョコですか?」

「黙ってよ!」

へ?

「最後まで注文させろ言うてんのよっ!」

え?

「オッケー・・・」

ミスをなくすために、
注文をリピートするように
指導されていたのだが、

(最後にまとめてのリピートだけやと、
客の方も、自分が何を注文したか覚えていない)

黙れと言われたらしょうがない。


てか、そんな言い方せんでも・・・


「あ、そうそう、チキンスープもね」

「カップですか?ボウルですか?」

「はぁ?何がよ?」

「チキンスープです」

「ボウルって言うたやないのっ!」

言うてへんわい、
と思ったが、

「はい、ボウルですね」

とおとなしく注文を受けた。




どんな嫌なことがあったんか知らんが、
とにかく、一言一言にトゲがあり、
もう喧嘩売ってるとしか思えない。

喧嘩売るんやったら、他行けや。



客には言い返すことの出来へん、
明らかに立場の弱い、店員相手に
何、えらそうにぬかしとんねん。

 
でもなぜか、この女は
私のとこに戻ってくるような気がしてん。

なんていうか、
ロックオンされたような気がした。

私は喧嘩売られても、
むくれたり、嫌そうな顔見せんと、
ニコニコ接客してたからね。

彼女的には
面白くなかったんやないかな、と。

はたして、
思った通り、彼女は戻ってきた。

サングラスはかけたまま、
腕組みをして、
足を「休め」のポーズで斜に構えて
私をサングラスの向こうからガン見。

何かご用ですか?

一応愛想よく言うたが、
身動きもせず、無言のまま、
私をガン見。

なんやねんw
こんな奴、初めてや。

もう一度、訊いてみる。

何かご用でしょうか?

続く


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