私が接客業やってて、
一番困ったお客さんからの質問は
「何歳に見える?」
アメリカやからね、
基本こっちから年齢訊くことはないんよ。
だから、私が
「何歳ですか?」
って訊いたわけやないねんで。
向こうから訊いてくるねん。
石投げたら老人に当たるような州が
ここ、フロリダ。
そやからお客さんの大半は年配の男女。
私が働いてたんは、化粧品売り場やから、
お客さんは9割以上が女性やけど、
これ、男の人でも言うてくるんよね、
「何歳に見える?」
5歳の子供から見たら
28歳かって、おばちゃんになるかもしれへん。
(BBAの私から見たら、超絶若い!てなるが)
二十代の子から見たら、
私かってただのおばさんで
(え?お婆さん?(T_T))
50歳も60歳も変わらへんし、わからへん
て言うと思う。
ていうか、興味ないやろ。
というわけで、
年配のお客さんに
「何歳に見える?」
て訊かれた時の、私の正直な答えは
「わかりません」
もっと正直に言うたら
「どうでもいい」
になるけど・・・
まあね、お給料もろてる身で、
さすがにそれは言われへんわ。
あんまり若く言うても、
嘘が見え見えやし、
でも、実年齢より一歳でも多く言うたら
絶対に気分悪いやろうし、
ほんま、どないせえっちゅうねん。
アルキメデスも真っ青になるくらい
私の頭の中は数字でいっぱいになる。
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