2020年10月4日日曜日

太陽がいっぱい、数字もいっぱい


私が接客業やってて、
一番困ったお客さんからの質問は

「何歳に見える?」

アメリカやからね、
基本こっちから年齢訊くことはないんよ。

だから、私が
「何歳ですか?」
って訊いたわけやないねんで。

向こうから訊いてくるねん。

石投げたら老人に当たるような州が
ここ、フロリダ。

そやからお客さんの大半は年配の男女。




私が働いてたんは、化粧品売り場やから、
お客さんは9割以上が女性やけど、
これ、男の人でも言うてくるんよね、
「何歳に見える?」

5歳の子供から見たら
28歳かって、おばちゃんになるかもしれへん。
(BBAの私から見たら、超絶若い!てなるが)

二十代の子から見たら、
私かってただのおばさんで
(え?お婆さん?(T_T))
50歳も60歳も変わらへんし、わからへん
て言うと思う。

ていうか、興味ないやろ。


というわけで、
年配のお客さんに

「何歳に見える?」

て訊かれた時の、私の正直な答えは

「わかりません」


もっと正直に言うたら

「どうでもいい」

になるけど・・・


まあね、お給料もろてる身で、
さすがにそれは言われへんわ。

あんまり若く言うても、
嘘が見え見えやし、
でも、実年齢より一歳でも多く言うたら
絶対に気分悪いやろうし、

ほんま、どないせえっちゅうねん。

アルキメデスも真っ青になるくらい
私の頭の中は数字でいっぱいになる。

 
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